なぜロンドンなのか?

まだ何者でもない人にもチャンスが溢れる街

ロンドンのフラットメイトは、元美容師からデザイナーに転身し、ロンドンファッションウィークに出演し、帰国後全国にファンを持つデザイナーに成長しました。彼は服飾の専門学校に通わず、ロンドンで独学で服作りを学び、今ではKIDILLというブランドのデザイナーとしてパリコレにも出ています。ロンドンではアマチュアミュージシャンでもライブに出演してお金を得られます。出演料を払う日本とは大違いです。この街では「まだ何者でもない人」にもチャンスがあります。ロンドンから多くの才能が生まれているのは偶然でありません。

伝統と革新が同居する街

ロンドンはポップでモダンでクラシカルな街です。ヴィヴィアン・ウエストウッドのような伝統と革新が融合したファッションはその象徴です。彼女の服は伝統的なタータンチェックを用いつつも斬新でアヴァンギャルドな表現が特徴です。この街自体も伝統と革新が共存し、200年以上前の教会をリノベーションしたバーや100年以上続くパブが点在します。その雰囲気は他の都市には存在せず、深みと余裕があります。こうした環境が新たなカルチャーや流行を受け入れる大らかな空気を生み出し、古いものと新しいものが共存する街として多くの人を魅了しています。

建築が魅力的

イギリスには魅力的な建物がたくさんあります。“古いものを生かして新しいものの価値を最大化するセンス”がずば抜けています。ロンドンの街が”映える”のは使い方がうまいからです。イギリス人はリノベーションの天才です。ロンドンの現代美術館のテートモダンはその象徴で、廃墟となった火力発電所の中で現代アートを展示するから面白いのです。中世のような趣の建物の中でiPhoneやオーガニックアイスクリームを売るから良いのです。このコントラストが相乗効果を産み、建物はもとより、街全体の価値を上げています。ロンドンに留学する理由として「街並み、建物が好き」を挙げる方は多いです。

ヨーロッパ中に1万円で行ける旅行天国

ロンドンはまるで「ヨーロッパの首都」です。ロンドンからヨーロッパの各都市にはどこでも飛行機2時間で、パリなら電車で2時間半で行けます(感覚的には東京ー大阪ですね)。 格安航空券をうまく使えば例えばバルセロナに往復1万円で行けたりします。またモロッコやエジプトなどアフリカにも気軽に遊びに行けます。 ロンドンは旅行好きにはたまらない街です。

出会いの街

ロンドンは多様性に富む都市で、世界各国から多くの人々が集まっています。街行く人を集めたら国連が作れるんじゃないか、と思えるほど幅広い人種が混在していて、外国人でも暮らしやすい環境です。異なる文化や背景を持つ人々との出会いを通じて自分の”小さな常識”が何度も崩れました。自分がいかに小さな世界観のなかで生きてきたのかを痛感しました。視野が広がり寛容性が身につきます。みんな違って当たり前。僕はロンドンで一生ものの友人をができました。また当社のお客様で、国際結婚をしてイギリスに永住している方も少なくありません。 僕のロンドン留学の最大の財産は”出会い”です。

ファッションの街

パンクファッションやツイッギーなどいつの時代も流行の発信基地であり続けているロンドンは、ヴィヴィアン・ウエストウッド、ジョン・ガリアーノ、アレクサンダーマックイーン、ポールスミスなど世界的有名デザイナーを育んできました。ファッションに関する刺激的で面白いイベントも盛りだくさんあり楽しい街です。また、セントマーチンという世界最高峰のアートカレッジがあり、ここのファッション課もとても有名です(ガリアーノもマックイーンもこの学校の卒業生!)。このセントマーチンの卒業制作展は業界人も注目していて、この展示がきっかけでデザイナーとしてブランドに雇われる人もたくさんいます。

アートの街

テイトモダンや大英博物館など無料の美術館がたくさんある他、至る所にギャラリーがあります。この街にとってアートは気軽に楽しむもの。ふらっと歩けばBanksyのような素晴らしい作品に出会ってしまう、暮らしているとそう実感できます。ロンドンはアート好きにとってすごく居心地が良い街です。アートは特別なものではなく、日常に溢れているもの。それを教えてくれたのはロンドンです。

音楽の街

世界的に有名なDJが “普通の週末に”気軽に回していたりします。クラブシーンの充実度が半端ではなく、そこかしこで面白いパーティーがやっています。トップDJともなると一晩で1,000万円以上のギャラをもらう人もいます!ライブも日本の半額くらいで観られたりします。夏から秋にかけフジロック級のミュージックフェスが国内中で行われ、ビョーク・RadioheadなどBigネームも多数登場します。ロンドンは音楽好きにはたまらない街です。僕みたいな音楽フリークは水を得た魚になっちゃいます。

美容師の聖地

ヴィダルサスーン、Toni&Guy、SANRIZZなど世界的に有名なヘアサロンのある美容のメッカです。Alternative hair showのというヨーロッパ最大級のヘアーショーも毎年開催されていて、日本人美容師さんもサロンで腕を磨いたり雑誌のヘアメイクをしたりして夢を叶えています。

僕たちはロンドン美容留学の手配も行なっています。

英語の本場

全てはここから始まりました。英語を勉強するのはもちろん、その背景にある文化や歴史も含めて実際に自分のからだで英語を体感したい、数多くの小説や映画の舞台になっている街で勉強したい、やっぱり本場で勉強したい、という人にロンドンはおすすめです。英語を学ぶならイギリス英語を学びたいという方も多いです。もちろんイギリスにいる全ての人がクイーンズイングリッシュを話すわけではありませんが、僕個人としてもイギリス英語が好きです。例えば「T」をはっきり発音するところなどは、いわゆるアメリカ英語に比べて綺麗だと感じます。品格とプライドも感じます。

カルチャースクールの本気度がすごい

ロンドンにはアダルトスクールと呼ばれるカルチャースクールが沢山あります。 なかには100年の歴史を持つ学校もあり、コースも多岐にわたっています。 フラワーアレンジメント、アロマテラピー、アート、音楽など ”イギリスでこそ学びたい”コースが目白押しです。 学校によっては数万円から受講できるコースもあります。英語+αで習い事。かなりおすすめです。正直いうと、僕は今でも通いたいロンドンのアダルトスクールがあります。留学中に音楽のコースを見学したことがあるのですが、ものすごく面白そうでした。先生が素晴らしく、当時音楽制作をしていた僕に足りないもの(アレンジ力)を一瞬で見抜かれました。今でも通いたかったと思っています。

緑が多い

意外に思うかもしれませんがロンドンには緑が多いです。ちょっと歩けばすぐに公園にぶつかります。お昼ご飯を公園で食べたり、芝生に座りながらビールを飲んだり人も多いです。ロンドンの街の30%は緑地です。さすがガーデニングの国ですね。都会にも関わらず、いや都会だからこそ緑を大事にするところがロンドン、そしてイギリス人の良いところです(これは東京も見習いたい点です)。

スポーツの街

イギリスはサッカー(フットボール)発祥の地です。イギリス人のプレミアリーグの盛り上がり方は尋常ではありません。ロンドンにもアーセナル、チェルシー、トッテナムなど有名クラブチームがいくつもあります。ウィンブルドンで行われるテニスの殿堂全英オープン。センターコートでの試合観戦はテニスファン憧れの的です。他にも競馬、F1等イギリス発祥のスポーツは驚くほど多いです。また、乗馬、ハンチング、ゴルフなど、スポーツがファッションと密接に結びついている点も見逃せません。

他にもまだまだ沢山あるのですが、限られたスペースでロンドン、イギリスの魅了を語り尽くすのは不可能です。 人によっては、ハリーポッターだったり、ピーターラビットだったり、紅茶だったり、アロマテラピーだったりするかもしれません。

続きはあなた自身で探してください。
ロンドンは懐の深い街です。

新旧、伝統と革新、世界150カ国以上からの移民、まだ何者でもない未来のスター等々、全てを飲み込みつつ排除することなく混ざり合っている大きな有機体(organization)です。 地球の縮図と言っても大袈裟ではないかもしれません。

それがロンドンが昔も今も愛され続けている理由だと思いますし、僕がロンドンに魅了されてやまない理由でもあります。そんな環境のなかで英語を勉強する。 そんな空気を吸いながらロンドンの街で暮らす。

楽しいと思いませんか?