航空券は往復で買ったほうが良いんですか?
それとも片道(もしくは帰りの航空券を捨てる) ほうがいいんですか?
というような質問をよくいただくので
僕なりの見解を示したいと思います。
航空券は必ず往復のものを買いましょう。
うちのお客さんでいうと、一年友好の
オープンチケット(FIX-OPEN)を
買う方がほとんどです。
1ヶ月くらい有効の往復航空券を買って、帰りの航空券を捨てる。
→ イギリスで帰りの片道航空券を買う。
という方法をとっている人は、
過去にはたくさんいましたが、
今は全くオススメできません。
帰りの航空券を持っていない
→この日本人、留学終わっても居座るんじゃない?
→不法滞在するかも。
というようにビザ審査官に不法滞在を
疑われる可能性があるので、
帰りの航空券は必ず持って行きましょう。
「語学留学が終わったら帰りますから!」
「居座って働くなんてつもりないですから!」
という意思表示をすることが大切です。
帰りの航空券があるというのはそういう意味になります。
また、留学中にパリやスペインなどに
旅行することもあるかと思います。
その旅行が終わってイギリスに再入国する際に
帰りの航空券の提示を求められることがあります。
実際に僕は経験済です。
「フラット(アパートに置いて来た」
と言ったら、
「それでは入国を許可できない」
と入国審査官に言われました。
結局15分くらいいろいろ尋問されて、怒られて、やっとのことで
入国できたんですが、楽しかった旅行の思い出はどこへやら?
台無しです。
ちゃんとビザも取得して滞在許可を得て来ているわけですし、
何でこんなことをするのか、なんでわざわざ嫌な思い
をさせてくれるのか、僕には理解不能だったのですが、
こんなことが実際に起こりました。
帰りの航空券を捨てるやり方の場合、もしくは片道のチケット
しか持っていない場合、ここでハマる可能性がありますね。
以上のような理由で、必ず往復の航空券
を購入してからイギリスに入国することをオススメします。
イギリスの入国審査官を絶対に甘く見てはいけません。
人間的に相当問題のある人も
たくさんいるのですが、 持っている権限は絶大です。
たとえ日本でビザを取得してきたとしても、
彼らがNOと言えばNOです。
入国を拒否する権限を持っています。
彼らはマドンナクラスの有名なミュージシャンで
あっても入国拒否できる権限を持っています。
イギリスの入国審査の厳しさは世界有数です。
絶対にナメてはいけません。
僕自身も、僕の友人も、うちのお客さんも
何度も痛い目に遭わされています。
何人も泣かされてきています。
これは比喩ではなくて、本当に泣かされているのです。大人が。
イギリスに入国するなら、必ず往復の航空券を買いましょう。
[adsense size=”rect_big” unitid=8921266656]ただし、YMSを取得した場合は別です。
YMSは最長2年間滞在できるのですが、
一般的な航空券の場合、2年間有効の航空券はありません。
(通常は最長1年)
だから、YMSの場合には、
片道の航空券しか持っていなくても仕方ありません。
「今回、YMSで2年間滞在するつもりです。2年間有効のチケットはなかったので、片道の航空券を買いました」
と説明すれば問題ないはずです。
これは合理的な理由なので。
YMSを取得して渡航しているうちのお客さんは
全員、片道の航空券を買って渡英していますが、
それが入国審査で問題になったことがありません。
(まとめ)
イギリスに留学するなら、必ず往復の航空券を買いましょう。
ただし、YMSの場合に限り、片道の航空券のみでのOK。
ローコストロンドン留学では航空券の手配が可能です。
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