ローコストロンドン留学のお客さんから、
「留学の準備をしています。荷物がとても多いです。どうやって持っていくのでしょうか?」
という質問をよくもらうので書きたいと思います。
まず第一に。
いくらでもお金が使える人以外、
まずやるべきことは、
「諦める」ことです。
日本での暮らしは贅沢過ぎです。
モノ多すぎです。
本当はもっとシンプルに生きられます。
なきゃないで何とかなります。
いや何とかするしかない。
それがロンドンで学んだことのひとつです。
日本人は便利病です。
重度の。
まずやるべきことは、
「スーツケース1個+機内持ち込みの荷物1つ」
で収まるように、ものを選別することです。
そんなの絶対無理!というのであれば
せめてスーツケース2つに収まるようにすることです。
数千円の超過料金を払えばスーツケースを
もう一個預けられる航空会社もあります。
ただ、その場合、ロンドンに着いてから宿までは
タクシー必須ですね。 宿の場所にもよりますが
10,000~15,000円くらいのタクシー代を
覚悟する必要があります。
因に地下鉄を使えば1,000~1,500円程度で済みます。
つまり荷物が多ければ多いほど
なにかとお金がかかるということです。
だからスーツケース1個で行くのが理想です。
1個なら頑張れば地下鉄でも宿まで行けます。
(実際うちのお客さんは地下鉄で宿まで行く方も結構います。女性でも)
乗り換え時の階段が難関ですが、困っていたら
ジェントルマンが荷物を持ってくれるので大丈夫です。
イギリスはそういう国です。
ただ”ジェントルマン”は
ラッパーの兄ちゃんかもしれません。
必ずしも、スーツを着て、
ハットを被った紳士ではありません。
いかにも紳士!という人であれ、
チェケラッチョの兄ちゃんであれ、
困っている人を助けるのは
イギリス人として当然です。
余談ですが、電車やバスで、ご老人や
足が悪い人などが乗って来たら席を譲るのも当然です。
悪そうなにーちゃんでも絶対に譲ります。
こういうところはイギリスの良いところですね。
優先席なんてそもそも必要ない。
必要な人がいたら当たり前に席を譲ります。
寝たふりしてやり過ごそうというような人はいません。
[adsense size=”rect_big” unitid=8921266656]さて、なんだかんだで
イギリスでも絶対にモノを買います。
僕もロンドンでフリマとか
古着屋で結構服を買いました。
可愛いものいっぱいあるんですよ、あの国は。
困ったことに。
荷物は行きより増えます。
それを処分して日本に帰るのか、
航空便や船便で送るのかは、
帰国時に決めれば良いと思います。
(因に僕は一個だけ船便で送りました。きっちり2ヶ月かかりました)
どうせ荷物は増えるので、行きは
極力荷物を減らして行くのがおすすめです。
ちょっとしたテクニックとしては、
”最も重い服を着ていく”
というのがあります。
たとえ出発が真夏であろうが、
最も重い靴(皮のブーツなど)と、
最も重い服(コート、革ジャンなど)を着て、
セーターを重ね着し、 ブクブク着太りしていく、
というテクニックがあります。
着痩せって何?って感じです(笑)
成田で飛行機に乗る際も
ロンドンから飛行機に乗る際も、
セキュリティーチェックで
上着もブーツも脱がされますので
面倒なことこの上ないですが、
これだけで数kg浮かせられます。
基本的に、
”着ているものは荷物としてカウントされない”ので。
本当に汗をかくので、イギリスの到着する頃には
1kgくらい体重が減るかもしれませんよ(笑)。
僕も実践済みですが汗だくになりました。
特にロンドンに着いてからスーツケースを
引きながら歩く時が地獄です。
猛烈に汗が吹き出ます。
一番下に着るTシャツなどは、
よく汗を吸う綿100%をオススメします(笑)
もし成田空港やヒースロー空港で、
季節外れにやたらと着込んで、
積極的に着膨れしている人がいたとしても
絶対に笑ってはいけません。
いままさに必死に戦っているんですよ、彼ら、彼女らは!(笑)
それに、もしかしたら
ローコストロンドン留学の仲間かもしれませんよ。
もし仲間だと判明した際には、笑顔でうなづき、
黙ってハグしてあげてください(笑)
まとめると、イギリスに荷物を持って行く場合には、
1、まずは諦める(さよなら、便利すぎる生活)
2、スーツケース1個+機内持ち込みの荷物1つに収まるよう選別する
3、着太りの術でアホほど着込んで行く
この3つを実践することにより、最小のコストで
必要な荷物をイギリスに持って行くことができます。
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