逃げてもいい

逃げてもいい

こんにちは、ローコストロンドン留学代表の井ノ口です。

先日お問い合わせいただいたお客さんから、
以下のようなメールをいただいたので、
一部抜粋して、僕の返信したメールとともに
ご紹介したいと思います。

(ここから)

>「これでいいんだ 好きなことしていいんだ」
>の一歩を踏み出そうと思います。

>留学することは、年齢的にも地に
>足ついていない行動かもしれませんし、
>これまでの生き方も語れることような経験もなく、
>留学に逃げているような気さえします。

>井ノ口さんのメ―ルレポートを読んで、
>少し気が楽になりました。
>ありがとうございました。

そう感じていただけたのであれば何よりです。

先日、アメリカにダンス留学をしに
行ったという20代の男性に会いました。

その彼も、留学した理由は、

「実は日本を逃げたかったから」

と言っていました。

その人はダンスが大好きで、
日本でダンスチームを組んでいて、
でもダンスコンテストに出たら、
準決勝かなんかで負けちゃったそうなんです。

で、チームで一番下手くそな
自分のせいで負けてしまったと思い、
大好きだったはずのダンスもしたくなくなり、
気まずくてチームの練習にも参加できず、
逃げるようにニューヨークに行ったそうです。

で、ニューヨークの地下鉄の駅で
踊るダンサーたちに出会って、
一緒に練習するようになって、
大好きだったダンスを
また踊りたくなったんだそうです。

自分より下手くそな奴がいっぱいいたけど、
みんな自信満々に踊っていて、
楽しそうに踊っていたそうです。

それをみて、

「これでいいんだ!」

って思ったらしいです。

それで吹っ切れて踊りまくって、
めちゃくちゃ楽しかったと。

だからすごく意気投合してしまいました。

僕もロンドンに行ったのは、
ある意味逃げだったかもしれません。

日本にいる今の現状から抜け出したかった。
その結果、ロンドンに行って、救われたんです。

ニューヨークで救われたダンス男子と同じように。

Sさんが逃げているとは思いませんが、
逃げたっていいと思います。

逃げるのは恥じゃないですよ。

いや、流行りに乗ったわけじゃありません(笑)

そこで何を感じるかが全てです。

ロンドンでの僕のように。
ニューヨークでの彼のように。

だから、変に罪悪感などは感じずに、
オープンな心で、いろいろなものに触れ、
いろいろな人に触れ、様々な考えや価値観に
触れてきて欲しいなと思います。

(ここまで)

と、こんな感じのやり取りをしました。

しかし本当に、留学をすることに
罪悪感を感じている人って多いですね。

まるで逃げているようだって
自分を責める人って本当に多いです。

でも僕は逃げたっていいと思います。

当時の僕のように。
このダンス男子のように。

大事なのは、そこで何をみて、
何を感じて、何をするか、だから。

井ノ口

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